遺留分侵害額請求について弁護士に相談・依頼する6つのメリット

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遺留分侵害額請求に関する交渉や訴訟は、法律上の知識や法的手続きを理解しなければならないため、一般の方が自力で行うには相当の困難がともないます。そのため、弁護士に依頼することは、遺留分侵害額に関する問題を解決する上で、極めて有効な手段と言えます。

今回は、弁護士に依頼することで得られるメリットを5つご紹介します。

メリット1:遺留分に関する専門的な法律知識

1つ目は、法律の専門家である弁護士に依頼することで、弁護士の遺留分に関する法的知識を活用できるということです。

遺留分を始めとする相続法については、平成30年の民法改正によって制度に大きな変更があり、ウェブサイト上には最新でない誤った情報が断りなく掲載されているケースも少なくありません。この点、弁護士に依頼すれば、現在の法律知識に基づいて、遺留分問題に関する対応を正しく判断していくことが期待できます。

メリット2:調査や証拠収集に関する知識経験

2つ目は、弁護士の調査力や証拠収集に関する知識経験を活用できるという点です。

遺留分侵害額に関する事案では、法的知識だけでなく、被相続人の遺産の内容や、過去に行った生前贈与の有無などといった事実関係の調査能力が重要となります。この点、遺留分事件に慣れている弁護士であれば、過去の同種事件の経験などを踏まえ、何を対象としてどのような調査を行い、どういった証拠を集めればよいかということについても、あなたを協力にサポートすることが可能です。

メリット3:法的手続き面での知識経験

3つ目は、交渉や訴訟などの法的手続きに関する知識が豊富なことです。

一般の方にとって、法的な紛争に関与するなどということは、滅多にあることではない思います。それに対し、弁護士は、交渉や調停、訴訟といった法的な紛争に関連する手続きを日常的に取り扱っています。このような弁護士の実務経験や、手続き面での知識などを活用すれば、あなたの遺留分事件を解決する上でも、最適な戦略を練ることができます。

メリット4:正確な文書作成力

4つ目は、弁護士に依頼することで、ご自身の主張内容を正確に文書に落とし込むことが可能となります。

遺留分侵害額請求に関するトラブルを解決する中では、交渉でも訴訟でも、相手方との間で文書によるやり取りをすることが通常です。その際、あなたが自身の主張を正確に文書にまとめることができなければ、手続きが停滞することは必至ですし、場合によっては、自己に不利な結論を余儀なくされるということにもなりかねません。しかし、法律的な文書の作成に慣れた弁護士に依頼することで、そうした事態を回避することが可能となります。

メリット5:客観的・合理的な判断

5つ目は、弁護士に依頼することで、自身の感情を超えた客観的・合理的判断が可能となることです。

遺留分に関する交渉や訴訟は、自分自身が関係する問題となるため、一般に、情緒的・感情的な判断が入りやすい場合があります。しかし、弁護士は、法律の専門家として、あなたに冷静な助言を提供することができるため、あなたの客観的・合理的な判断をすることに役立ちます。

メリット6:相手方と直接やりとりするストレスを回避

6つ目は、弁護士に依頼することで、相手方と直接やりとりをするストレスを回避できるという点です。

遺留分に関する交渉や訴訟などの法的紛争の相手方は、既に人間関係の悪化している近親者であったり、場合によっては全く交流のない人物であったりすることもあり、当事者のあなたが直接やりとりをすること自体が苦痛であるというケースが少なくありません。このような事案でも、弁護士に交渉や訴訟の代理人を依頼すれば、自らが直接相手方と連絡をする必要がなく、ストレスを回避することができます。 

まとめ

以上、遺留分侵害額請求について弁護士に依頼するメリットを6つご紹介しました。

遺留分侵害額請求に関する紛争は、相続に関する問題の中でも、特に複雑なトラブルとなるケースも多いです。その解決のためには、今回ご紹介したような弁護士の専門的知識・経験を活用することが有効な手段となります。

当事務所では、本ウェブサイトを御覧頂いた方からお問い合わせいただき、遺留分侵害額請求に関するご依頼を多数お受けしております。遺留分侵害額についてお困りの方は、ぜひ、当事務所弁護士の初回無料相談のご利用をご検討ください。

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